設計　不詳、竣工　明治36年 。間口1０間、奥行き2２間、表屋造りの巨大な町家建築 。堺筋に面した一等地にあるため、過去に高層ビルへの建替計画や別の場所への移築計画があったが、2001年 に明治後期築の町家建築 としては異例の国 指定 重要文化財 に指定 され永久保存されることとなった。

【国 指定 重要文化財 】…指定 は「主屋」「衣装 蔵」「二階蔵」「宅地」(「三階蔵」は国 登録有形文化財 )…1903年 、小西屋の社屋兼、小西家の屋敷として建築 されたもの。・・・昭和初期に出版された谷崎潤一郎の名作「春琴抄」は大阪道修町 の薬種商が舞台だが、小西邸がモデルになったとされています。

北浜の重厚な町屋建築 。 アルコール 事業で財をなし た小西儀助商店の旧社屋。 2001年 に重要文化財 に指定 されました。 小西儀助商店は、現在は 「コニシ」に改称し接着剤メーカー としての地位を築いています。 現本社は南隣の北浜TNKビルにあります。